オイスカ・フィジー駐在員の菅原弘誠です。
先日、業務のためにRa県に出張してきました。
オイスカの研修センターがある場所から、ちょうど島の反対側にある場所なので、車で約6時間、訪問するだけでも大変な場所ですが、そこでも、オイスカが進める活動が展開されています。
出張の中で訪れた一つが、Nakorotubu district school。
そう、5月に日本で開催された「子供の森」計画親善大使に参加した先生と生徒2名が通う学校です。 ちょうど出張中の水曜日の午後が、毎週学校で行われる奉仕活動の日だとか。そしてこの日は生徒が皆でマングローブ植林をする日でした。
その様子を見に行ってみると、いましたいました、日本に行った生徒や先生が。
彼らは、日本から帰国してからも、自分たちで発案して学校のすぐ横を流れる川の清掃をしたり、日本で学んだことを他の生徒に共有したり、積極的に活動してくれています。
少し恥ずかしそうにしながらも、「こんにちは」と挨拶してくれた彼ら。残念ながらこの地域は携帯やインターネットの電波が届かず、他の国の参加者と連絡をとることはできていないようですが、彼らも、他の国の参加者がどうしてるか、気になっている様子でした。
オイスカとの活動を通して、彼らの視野が広がり、更に活動に取り組んでくれています。
これからの彼らの活動に、更に期待したいですね。