本部・広報室の林です。
今日は、ブラジル・サンパウロ新聞社の鈴木社長さんを お迎えしてのミニ講演会が開催されました。 ブラジルの日系人は150万人。1世から6世までいるのだそうです。
印象的だったのは、「これは、もうひとつの日本がそこにあるということ」との言葉。 移住した方たちの勤勉で嘘をつかない、誠実な姿は、ブラジル社会から信用され、 また、ブラジル人の意識を変えてくれたと現地で感謝もされているのだとのことでした。
日本人としての誇りを持って「もうひとつの日本」に住み、 日本人に対する信用を築いてきた人たちは、時に日本の現状に憤慨し、失望をすることもあるようです。 「もうひとつの日本」に住む日本人が、肩身の狭い思いをしないよう、 母体の日本がしっかりそれを自覚しなければいけないのだと・・・。
私は来週、初めて南米を訪問します。 日系人社会についてもしっかり見てきたいと思います。