2013年1月23日

「山の学校」での交流

  • 四国センタースタッフ
  • オイスカ四国研修センターの柿沼です。
    センターでは、国際協力や国際理解をしていただきたいと学校などでオイスカ活動を紹介しています。

    お国の紹介をするリファ

    1月15日は香川県高松市立上西小学校へ、リファ(農業指導コース、インドネシア)、ガディ(家政コース2年、マーレシア)と共に行ってきました。
    この小学校の近くには、高松の奥座敷と呼ばれる塩江温泉があり、自然豊かなところです。14日に降った雪は、研修センターではすっかり融けてしまいましたが、学校の周辺には雪が残っていて、さすが、山間の学校という雰囲気でした。
    私達が驚いたのは、全校生徒が10名だったこと。6年生は2名でした。そこに他の学年の生徒さんも加わり、アットホームで和気あいあいとした中で交流をしました。
             今回は、6年生の皆さんが、社会の時間に、政府開発援助(ODA)や青年海外協力隊、NGO活動などについて勉強したことが発展して、オイスカの活動を学んだり、オイスカで学ぶ研修生と交流したりしようということで呼んでいただきました。
    そして、私は青年海外協力隊のOGでもあるので、その時の体験談も紹介させていただきました。(アフリカのザンビアで3年間、村落開発普及員として活動をしました。) 先生も生徒の皆さんも集合して、話を聞いてもらえるのは、少人数のなせる技。   今回の目玉は、生徒さんにインドネシアとマレーシアの民族衣装に変身してもらうこと。

    一番左がガディ、その隣がリファです

    みんな、とーっても可愛くなりました。 帰り道、研修生に今日はどうだった?と尋ねると、 「町の子ども達より、先生から良く学べて、自然に囲まれて、上西小学校の生徒さんの方が良い」 「年上の生徒が、下の生徒の面倒をとてもよく見ていて、助け合っている」 とよい面を学べたそうです。
    2年後には、近隣の小学校と合併して、今の学校はなくなってしまうそうです。 温かみのある学校がなくなってしまうのは、少しさびしい気がしました。 交流をした私達の心はぽかぽかになりました。
    上西小学校URL: http://www.edu-tens.net/syoHP/kaminisiHP/index.html

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