国ボラの山崎です。
7/19~9/17までの約2ヵ月間、四国研修センターで活動していました。
初めての四国。初めての香川県。そこで、香川県人の暖かさ、お遍路さんで有名な四国ですから、皆さんの奉仕の心を感じる2ヶ月間となりました。
四国研修センターは、途上国における女性の生活改善をテーマに運営しているセンターです。農業に加えて、栄養学、調理実習、食品加工など生活改善を行う上で大事なことを各国の研修生に教えています。
私が来た頃、研修生は2人でした。通常であれば7人の研修生がいるはずのセンター。しかし、今はタイの家政研修生とフィジーの地域開発研修生の2人。そして2人も無事帰国し、研修生0人のセンターになっています。コロナが落ち着き、各国の研修生が来所するまで畑を荒廃させないためにも日々、野菜を作り続けています。
そんな人手不足のセンターには東京本部から助っ人が多く訪れました。彼らの献身的な働きを見て、ボランティアの立場の私も感化されました。
もう間もなく、オイスカを考える6ヶ月間のボランティア期間が終わります。私がやりたいことは、途上国での飢餓を減らしたい、少しでも農業を通して生計向上を促したい。この目標とオイスカでの活動がマッチングする限り私はオイスカで活動することを決めました。
国際協力を仕事にすることが難しいことは分かっています。でも、せっかく与えられた人生の中で、自分がやりたいと思ったことをやり遂げるべく、私自身も微力ながら世界に目を向けて活動していきます。
オイスカ四国研修センター、懐かしい思い出がたくさんあります。
そして、10月から私は四国研修センターのスタッフとして配属されることが決まりました。研修生から先生と呼ばれる立場です。私のこれまでの人生経験から学んだ知識と、これから学び続ける有機農業を教えていくことになりそうです。
必死に頑張る30代を迎えることになります。
はやく、コロナが落ち着いて通常通りのセンターが戻ってくることを願っています。