こんにちは、四国センター出張中の大垣です。ご存知の通り、世界中から研修生が集まる研修センターの共通語は日本語ですね。
現在、四国センターにはコロナ過で日本滞在を伸ばした研修生が2名在籍しています。いや~にしても1年以上研修を受けている彼女らの日本語レベルの高さに驚かされます。こちらが普通に話してもコミュニケーションになんの支障もありません。
さて、今回は研修生達の頼れる強い味方をご紹介します。日々の生活に加えて、研修生の日本語能力向上を支えているのがボランティアで日本語講師を務めてくださる朝倉成樹(あさくらしげき)先生です。朝倉先生は長年にわたって四国センターで週一回日本語クラスを開講してくださっています。
日本語は勉強するのも教えるのも一苦労なため、しかめっつらで授業を受けているかと思いきや、日本語クラスの時間帯になるとホールには女子の笑い声が!「休憩時間にまた雑談してまた爆笑しているんだろうな~」と私が勝手に思っていると、明るい雰囲気で楽しそうに授業を受けている姿がありました。
いや~、いいですね。言葉を楽しく勉強できるのは世界が広がりますし、日本人の繊細な感覚も言葉を通じて、より深く知ることができます。彼女達は小野所長の讃岐弁ももはや慣れすぎて何の問題も理解することができます。ちなみに私と荏原さんは小野所長が「これ一つでもお腹が起きる。」、「冊子の数、50で読んどいて。」と言った意味が理解できず、すかさず聞き返してしまいます。
センターに出張してみて、研修生の日本語能力の高さの理由がわかりました。日本語の楽しさを伝えてくれる先生の存在、普段の生活もよりいっそう楽しくなることでしょう。改めてオイスカは素敵なボランティアスピリットを持った方々に支えられていることを知れました。朝倉先生、いつもありがとうございます!