皆様、こんにちは。
西日本研修センターの飯川です。
4月に入り、稲作の準備も着々と進んでいます!
昨年はトビイロウンカ(農業害虫)による被害に遭い、収量は例年の3割ほどに落ち込みました。
今年こそは多く収穫できるようにと稲作担当のマルビン主任(フィリピン)だけでなく、スタッフ・研修生全員が意気込んでいます!
特にマルビン主任は田起こしに畔塗り、塩水選や播種など準備に追われ、早朝から忙しなく作業しています。
今年はコロナの影響で、研修生がまだ来日できておらず、苗箱の土つめや播種といった人手のいる作業が滞りなく進むのかが不安でした。
しかし、西日本支部運営委員会の各社が、センターの人手不足に配慮してくださり、農作業ボランティアを派遣してくださいました。
十数名の方々が4月3、10、17日にボランティアとして畑の作業や稲作の準備などのお手伝いをしてくださいました。
この場をお借りして、ご協力いただいた各社およびボランティアの方々に改めて感謝申し上げます。おかげさまで現在のところ、畑も水田も滞りなく、作業が進んでいます。
農作業ボランティア(マクワの定植とお米の播種)
稲の苗もキレイに育っており、苗を見るたびに癒されています。
お米作り歴 数十年の大ベテランであるマルビン主任ですが、「毎年、初心者の気持ちで作業を行っていて、稲から色々なことを教わる」とおっしゃっていました。
初心に返ることは、作業に慣れて油断しないように気を引き締めるためにとても大事で、どの仕事にも言えることです。
私もマルビン主任の姿勢を見習って、日々の農作業や業務に取り組みたいと思います。
さて4月も残り数日で終わり、5月に入ります。
5月の頭から田植えが始まる予定です。農繫期に入り、忙しくなってきますが、たくさんのお米が収穫できることを願い、身体を壊さないように気をつけながら作業に取り組みたいと思います。
皆様もお身体を壊されないようにご自愛くださいませ。