明けましておめでとうございます。
皆様、ご無沙汰しております。
国ボラの飯川です。
先月に入ってから日中も寒くなってきて、寒さに慣れない研修生たちは、寒さに耐えながら作業を頑張っていました。
12月は、福岡県議連と佐賀県議連の先生方との交流会や災害復興ボランティア、昨年1年間の集大成である日本語能力試験やアクションプランの発表、修了式が行われました。
福岡県議連の先生方との交流会では、研修生たちのアクションプランについて発表をしました。
塩川先生をはじめとする多くの先生方に激励のお言葉をいただきました。
また佐賀県議連の先生方との交流会では、佐賀農業試験研究センターと複合環境制御技術を用いてキュウリ栽培を行っている農家さんのところへの見学を企画していただきました。
センターのハウス栽培とは異なる、先進的な農業技術に研修生たちもとても驚いていました。
普段の研修からは学べないことをたくさん学べる貴重な機会になりました。
この場を借りて、両県議連の先生方に感謝申し上げます。
そして今年度初となる災害復興ボランティアのため、人吉市へ伺いました。
7月に豪雨災害を受けた家屋を再利用するための清掃ボランティアで、男性陣は畑に積もった土の掃き出し、女性陣は天井下まで浸水した柱や梁に付着した土を払う清掃作業を行いました。
被災したご家族は、コロナ禍でボランティアもおらず家族のみで清掃を行っていてとても大変だったとお話されていました。
その後、研修生たちによる演奏を披露し、被災されたご家族も楽しんで頂けた様子でした。清掃を終えることはできませんでしたが、少しでもお力になれたのではないかと思います。
また日本語能力試験では、前日まで一生懸命日本語を勉強して臨みました。
私は、日々 農業実習を行いながら夜の自由時間を使って自習していた研修生たちの姿を見てきたので、合格できるだろうという信頼を感じながらも自分のことのように不安な気持ちになりました。
試験後も合格できているか不安そうな表情を浮かべる研修生もいて、学生時代に試験を受けた後の気持ちを思い出しました。
2月の合格発表がとても待ち遠しいです。。。
そして各々が描く帰国後のアクションプランについて発表しました。
研修生たちは野菜や果樹の有機栽培だけでなく、養鶏・養豚や農機のレンタルサービス、お菓子屋さん、洋裁屋さんなど様々なプランを考えていました。
自身の夢ともいえるプランなので、皆、目を輝かせながら発表していたのがとても印象に残りました。
また日本で学んだ文化や時間管理についても伝えたいと話した研修生もいました。
研修で学んだことをフルに活かして、アクションにつなげてもらいたいと思います:)
その2へ続く…