2019年11月7日

マラソンのススメ

  • 本部スタッフ
  • 本部・広報室の林です。

    来年のオリンピックのマラソン開催地が東京から札幌へという
    話題にからめてマラソンの話題をするわけではなく、
    12月1日に開催される大阪マラソンが近くなってきたので
    ……というわけでもなく、今日はあるオイスカの海外スタッフの
    マラソンのお話が印象的だったのでマラソンの話題です。

    お話をしてくださったのはこの方。
    shigemiwatanabe
    フィリピン・ネグロス島にあるバゴ研修センターの渡辺重美所長です。
    一時帰国中の渡辺所長が本部事務所で職員向けにお話をしてくださいました。
    内容は、NGO連携無償資金協力を得て現地で進めている
    養蚕普及のプロジェクトのお話。(この本題の内容はまた明日)

    質疑応答では「長いフィリピンでの生活の中で
    一番たいへんだったこと、この上ない喜びを感じたこと」
    との質問が投げかけられると、体調を崩してつらい思いを
    したことなどをお話しながら、マラソンの話題に。
    それは、60歳を過ぎて物覚えが悪くなったりすることを心配した
    渡辺所長にある方が「脚を使うこと」を勧めてくださったのだそう。
    まずはウォーキングから始め、次第にジョギングを。
    そして、70歳を目前にした現在では、フルマラソンに7回も
    出場した経験豊富なランナーになったのだとのこと。
    昨年の大阪マラソンにもチャリティランナーとして走ってくださいました。

    osaka
    「海岸林再生プロジェクト」担当部長の吉田(左)と。
    スタートは同時だったものの、渡辺所長は、20歳近く年の差がある吉田を置き去りにし、自分のペースでゴールまで走りました

    マラソンを始めてから体調がものすごくいいのだそう。
    そしてセンターの研修生やスタッフにもマラソンを勧め、
    センターでは年間を通じてさまざまな大会にみんなで参加しているとのこと。

    渡辺所長がランナーとしてすごいのは、スタートから
    ゴールまでのペースが一定であること。
    昨年の大阪マラソンの応援をしていた際、スマホでランナーの
    現在地やラップタイムが見られるアプリで確認をしていると
    見事に同じペースを刻んでおり、それは途中でトイレに行った区間では
    その分遅れた時間がはっきりとラップタイムに表れてしまうほど。

    60歳でウォーキングから始めて今のこの状態。
    スバラシイ!
    そして何よりも本当にうれしそうにマラソンの話をするのが
    これまたスバラシイ! 

    ただ、どんなに勧められても「よし。じゃあ明日から始めよう!」
    という心境になれない自分の情けなさ……。

    今年は広報室の倉本が大阪マラソンで初のフルマラソンに
    チャレンジするので、まずはそれを全力で応援します!!

    倉本、がんばれ~~~!

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