2019年10月2日

インドネシアのスタンさん マングローブの恵みの巻

  • ECO-DRR
  • 本部スタッフ
  • 本部・広報室の林です。

    国際協力の日のつどいに参加してくれた
    インドネシア・マングローブ植林プロジェクトの
    副責任者のスタンさん。
    以前現場を取材した際に会ったことがあり、
    私のことも覚えてくれていました!

    sutan

    スタンさんが着ているバティック、
    責任者のラフマットさんとおそろいでした!

    raf

    私はすぐに気がつきました。
    深い茶色の地色に描かれているのが
    マングローブの木であること。
    そして、これはマングローブで染めてあるに違いないと!

    聞いてみるとやはりそうでした。
    地元の植林グループの中の一人が手描きしたものだそう。
    確かにお二人のバティックのマングローブの木は
    微妙に枝ぶりが違っていました。

    batik
    深くて、渋い茶色。
    マングローブからのすてきな贈り物。
    これで着物や帯が染められたらいいなぁ~と思いましたが、
    マングローブ染めを着られるのは、
    日々、マングローブを植える活動に従事している
    彼らの特権なのかもしれません。

    あ~でも、本当にいい色。
    マングローブはEco-DRRの推進に欠かせない
    大事な植物です。高波から生活を守ったり、
    魚介類を豊かに育み、人々の生計を支えたり。
    さらにこんなにすてきな色が出せる染め物にも使える。
    奥の深い植物だなぁ。

    スタンさん、いいものを見せてくれてありがとう!

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