海岸林再生プロジェクト担当の吉田です。
甲子園と並行して、撮りダメして積もり積もった録画を一生懸命見た夏休みは
あっさり終わりました。その中の1本、NHK「BOSAI 学びの旅~水害編~」で
UNDRR(国連防災機関)のデータが紹介されました。
1998年~2017年の世界のさまざまな災害を分類した件数として、
水害43.4%、嵐28.2%、第3位は地震7.8%
つまり合計71.6%
また、経済的損失としては
嵐46%、地震23%、水害23%
つまり合計92%
とても知りたかった数字でもあったし、言われてみるとそうかもしれませんが、
風水害のボリュームを再認識しました。逆に、干害や山林火災の被害量は
極めて少なくカウントされていますし、表現しにくいのかもしれません。
この7月は、世界の平均気温は最高に達したと報道されました。
アラスカ・シベリアなどの森林火災は「前代未聞の規模」と国連が発表。
休み明けに来てくれた大学生インターンの方に、「パリ協定」に対して
世界のNGOは行動計画をどのように表現しているか調べていただいてますが、
少し調べただけではなかなかヒットしません。案外何も言っていないのか…?
そんなことはないと思いますが。
ポスト海岸林として1歩を踏み出して9月で1年。
オイスカは世界の中で何ができるか。
*ECO-DRRとは「(森林など)生態系を活用した防災・減災」