2018年8月2日

国ボラ期間。早くも残り2ヵ月となりました。

  • 本部スタッフ
  • こんにちは、国際協力ボランティアの倉本です。

    5月半ばに東京本部に戻ってきてから2ヵ月半が経ちました。この間、私は啓発普及、広報、総務に関わる業務を幅広く学び、体験させていただきました。そこで、月も変わりひとまず一区切り。ということで、これまでの所感をまとめてみました。

     

     東京に戻った当初は、研修センター/支部と環境も業務も関わる方々も変わり、新しいことをたくさん学んでいくぞ!という気持ちが先行していたのですが、業務の一部をお手伝いさせていただく中で、研修センターでの業務と、本部での業務の内容とがどのようなところで繋がっているのかということを意識してみるとより理解が深まるのでは…と感じるようになりました。研修センターでは、会員になって下さっている方へ月刊誌をお送りする準備をさせていただきましたが、本部では月刊誌を作成するために、色々な問い合わせや取材や情報の収集やチェック等、多くの過程を経て完成に至っていること、各支部やセンターへの情報・資料のシェアが迅速に行われていること、プロジェクトや企画における支部・本部との連携の様子等々…センターと本部と異なる角度から学ぶことで、なるほど!と感じる点が広がり、また広く様々な貴重な経験をさせていただけることに改めて嬉しく思いました。

     また、会員となって下さる個人、企業の方々や、協力して下さる各団体の方々との関わりがどれほど全ての活動において要となっているのかについても考えさせられました。特に「現場」での活動に同行させて頂いた宮城県名取市で行われる「海岸林再生プロジェクト」では、海岸林再生の会の方々、森林組合の方々、多くのボランティアの方々とお会いし、皆さんのそれぞれの熱意が海岸林の再生ための大きな要素でありエネルギーとなっていることを実感しました。そしてプロジェクトが継続していくために、活動に賛同しご寄付頂いた会員の方々や、個人、企業の方々の支えがどれほどの資金以上の働きをしているのかを、(オイスカスタッフの並々ならぬやる気のアップも含め)目の当たりにし、活動の「中身」にたくさんの「人の思い」が詰まっていることをまだまだ僅かながらだと思いますが、少しでも理解できたのではないかと感じました。

     

     4月に始まった国際協力ボランティアも、早くも残り2ヵ月となり、今月からは海外事業部の目線からオイスカの活動を学んでいきます。研修センターで出会った研修生たちの故郷では、どんな活動がされているのかな?と関心を高めつつ、これまでの体験で実感したように「たくさんの人に支えられている活動」が海外で「どうして」「どんな」「どのように」実施されているのか、引き続き楽しんで学び、身につけていきたいと思います。

    「海岸林再生プロジェクト」初現地入りの思い出。このマツはたくさんの方の「思い」によって成長しているんですね
    「海岸林再生プロジェクト」初現地入りの思い出。このマツたちはたくさんの方の「思い」によって成長しているんですね
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