遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
大学生ボランティアの長谷川です。
先月12月23日から26日、28日から31日の計8日間に及ぶ
「子供の森」計画(CFP)ワークキャンプを行いました。
CFPに参加している学校の小学3年生から中学1年生までの子供たちを招いて
木や鳥、生き物のことについて考えました。
たくさんの友達と新しいことを見て、感じて、考えるワークキャンプ!
子供たちの素敵な笑顔がたくさん見られましたよ~
ということで、内容と合わせてご紹介します。
1日目は、挨拶やレクレーションやダンスをして、新しい友達と仲良くなりました。
初めて家族と離れてのお泊まり。べそかく子もいれば、友達と夜通しおしゃべりする子もいました。そんなところは、どこの国もかわりませんね。
2日目、地元では有名なシンマ山に観察に行きました。
普段何気なく聞いていた鳥の声や風の音に耳を傾け、花木に目を向け、心を寄せる。
私たちの『ふるさと』の自然を体いっぱいに感じる観察会でした。
子供たちは岩山をどんどん高くまで登っていくので
大人たちはついて行くので必死でした。ははは
午後は、観察の発表会をしました。
私たち日本人よりもずっと自然の中で暮らしている子供たちは
「この木は、体に塗るといい」
「この木の葉は、つぶして食べるとおいしい」
「この花はとっても香りがいい」などなど
ほんとに、よく知っているんです。
だから、発表会のレベルがとても高いと私は思います。
でも、大切なのは草木花の名前をたくさん覚えるよりも
どんな植物や生き物に囲まれて生きているかを知ることだと思います。
そして、「この環境を、ふるさとを守りたいな」と思ってくれたら、
ばんばんざいです。
それから夜は私の強い希望で、星の観察会をしました。
本当によく星が見えるんです!いつかミャンマーも電気がたくさんつくようになればこの光景が見られなくなります。今ある当たり前の光景がかけがえのないものになる前に、子供たちになにか記憶に残して欲しいなと強く思いました。そこで学校の先生にお願いして、ミャンマーに伝わる星の話をしてもらいました。子供たちも「へー」と関心しながら聞いていました。
3日目は、日本で行ったワークショップの内容をミャンマーでもやってみました!
動物になりきって、人間社会が動物にどんな問題を与えているかを考えました。
今年はゴミの分別についても考えました。「ビン」や「生ゴミ」をはじめ
「使い古した服」「窓ガラス」「使い終わった歯磨き粉のチューブ」などなど
子供たちなりに考え、「燃やせるもの」「再利用できるもの」「売れるもの」等に
分別し、発表しました。「それは、売れないよ」「それは燃やしたらよくないと思うよ」と盛んに意見が飛び交いました。
それから、ゴミをリサイクルの方法として、終わった洗剤のボトルでかわいい鉢植えを毛糸やビーズを使って思い思いに作りました。
夜はさよならパーティー!
最終日は、近くのパゴダに遊びにいって、終了セレモニーをしてお別れです。
盛りだくさんのワークキャンプでした!
子供たちの記憶に少しでも何か刻むことができたのなら大成功です。
長くなりましたが、これで終わります。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
それではタッター(バイバイ)