こんにちは、四国支部の池田です。
今年も7月から8月にかけて各地で「森のつみ木広場」を開催いたしましたが、お陰様で好評で、
四国研修センターの永山先生や研修生、そして熱心なボランティアの方々に担当してもらい、
実施しました。その一つ、8月25日(金)に高知市内で開催した「森のつみ木」広場をレポートします。
オイスカ高知県推進協議会では毎年8月、四国森林管理局と共催で子どもたちの夏休みの
研究・学習の支援と身近な自然環境への関心や理解を深めることを目的として、小学生を対象に
親子木工教室と「森のつみ木広場」を開催しています。今回は、私と研修生6名そして
インストラクターの木村先生で担当し、オイスカ高知県推進協議会の方々に手伝っていただきながら
実施しました。
以下、フィリピンで「子供の森」計画など担当経験のある研修生ノラさんの感想を紹介します。
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子供たちや親たちと一緒に日本で「つみ木」活動に参加するのは3回目でした。
しかし、高知県は初めてで、車が高知県に入るとフィリピンでは見たことがない緑いっぱいの
山が見えたので本当に驚きました。
プログラムでは、先ず四国の森林の環境や森林プロジェクトについて紹介がありました。
そして、私たちの日常生活における森林の重要性や気候変動の防止方法の説明があり
「私たちの母なる地球を守ることは何ですか?」という質問に対して、子供たちは答えを考えました。
次に、子供たちは小さな木片を使ってコロコロゲームを作った後、スタッフからプレゼントを受取り
喜んでいました。私は、子供たちとその両親とが参加する、この種の活動に本当に驚きました。
研修生も参加させていただき喜んでいました。
プログラム後半は「森のつみ木広場」でしたが先ず、研修生による自己紹介と四国研修センターでの
活動を紹介しました。また、日本のオイスカメンバーに助けてもらいながら森林再生や
フィリピンの環境問題解決に取り組んでいることや、環境天然資源省の協力を得て森林保全や
植林などのプロジェクトを行っていること、また、津波を防ぎ魚の保護区を作るマングローブプロジェクトも
行っていることを話しました。そして、フィリピンに帰国した後は「子供の森」計画の活動を継続することと
日本の皆様からの不断のサポートに感謝していることを伝えました。
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その後は「森のつみ木広場」を開催。「つみ木シャワー」を浴びて、木の優しい香りを
体いっぱいに感じた後、みな思い思いに作品を作り始めました。
つみ木で次々に作品を作っていく活き活きとした子供達の姿に、保護者の皆さんの表情も
とても穏やか。このようなプログラムに関わることができた研修生達からは、「子供達と一緒に
遊んだり写真を撮ったり、とても楽しかったです。」「日本の森林について学べて良かった。
ありがとうございます。」などの声を聞きました。今後も、子ども達が自然環境への関心や
理解を深める環境教育プログラムの一つとして、関係者と協力して開催したいと考えていますので、
ご参加をお待ちしています。高知の皆さま、来年また会いましょう!
この度は、本当にありがとうございました!!