こんにちは。四国支部の池田です。
8月最終週となり日中は陽射し厳しいものの、朝晩は涼しく気持ち良い風が吹くように
なってきました。ブログ読者の皆様お元気ですか?如何お過ごしでしょうか?
さて、今月1日のブログでは、旧暦8月の別名を「葉月」と呼び、その由来の一つに、
稲の穂が張る「穂張り月」があることを紹介しました
(☞ https://oisca.org/blog/?m=20170801) が、研修センター周辺では、
生育の早い品種の稲刈りが始まりました。
先日から当地も雷が鳴ったり雨が激しく降ったりするようになっていますが、昔の人々は
「雷光が稲に当たると稲が妊娠して子を孕むので雷光は稲の夫である」と考え当初は
「稲夫(いなつま)」と呼んでいたそうですが、後に「稲妻」と誤用され現在に至っているそうです。
何と豊かな発想!と感心してしまいますが、気象学的には雷が多い時は降水量や日照も
多く気温が高いので稲の生育に都合が良く、雷が多いと豊作になることを古人は経験的に
知っていたのだとか…。
一杯の茶わんに3,250粒くらいご飯が入っていて、「お米1粒には7人の神様が宿っている」
と言われ神様については諸説あるようですが、何れにしても、お米を大切に尊ぶ気持ちが
込められた言葉であることには違いないでしょう。
お世話して下さった方々のお陰で、豊かな恵みを今年もいただけそうです。ありがとうございます。