こんにちは。四国支部の池田です。
香川県から約1,000km。いよいよ海岸林再生プロジェクトを実施している宮城県名取市に到着です。
先ずは、仙台空港近くの防潮堤へ。
東日本大震災発生から六年が経過した今年3月31日に仙台湾南部の海岸堤防が復旧したことを
記念したプレートが設置されていて、完成までの工事の歩みが刻まれていました。
訪ねた日は5月5日こどもの日。
晴天と陽気に恵まれ、家族連れで海を見に来ている人達もいました。海へ向かう気持ちとともに、
成長しているクロマツ海岸林へも想いを抱いていただけたらと感じました。
初期(2014年)の植栽エリアを視た後は名取海岸北端の閖上(ゆりあげ)地区へ。
数年ぶりに訪ねましたが、先ず目に飛び込んできたのは復興桜と大書された看板。
伊達政宗公所縁の貞山運河沿いに漁業と農業の町として発展した閖上地区では復興の象徴として
桜並木を造る計画のようで、クロマツ海岸林の後背地に続く将来の姿に想いを馳せた一時でした。