本部・広報室の林です。
事務所内で回覧されていた「フィジーの活動レポート」に
“いいもの”を見つけました。
それは「バナナポットの作り方」。
普通、苗を育てるのにビニールのポットを使いますが、
それを簡単に手に入るバナナの木で作ろうという試みです。
完全自然素材のポット作りは、研修生にとっても勉強になったようで
「うちの周りにたくさんバナナがあるから家に帰ってからもやってみたい」
と話す研修生もいたようです。すぐに実践できる技術を伝えている点が
素晴らしい!と思ったのと、とても丁寧に作り方が説明されているので
紹介させてください!(皆さんにとっては役に立たない情報かもしれませんが)
一部省略しつつご紹介します!
バナナの木(正しくは木ではなく草なのですが)の幹(これまた正しくは茎なのですが)の部分は何層にも重なる繊維でできており(分かりにくい説明ですみません。白菜の葉のように何層にも重なって丸く太い幹になっているのです!)これをきって剥がしていくと、パイプを半分に切ったような形のものが取れます。
(下の写真の赤い〇の部分)
これを2枚使います→
ポットの形になるように細めの丸太のようなものを型として準備し、2枚を左の図のように型にかぶせます。
かぶせたら、ひもで固定します→
なんとこのひももバナナの葉から作ったもの!
はい!
2枚の高さを揃え、型から抜いたら完成!!
こうして土を詰めて苗を育てます。
手間はかかるけど、お金はかからないし自然にも負荷がないバナナポット、気に入りました!
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