こんにちは。四国支部の池田です。
オイスカはじめ殆どの国際協力NGOは非営利事業体であり、活動資金の多くを寄付や会費等に求め、
私も現在、四国で会員募集や広報・啓発などを担当させていただいています。
多くの方からの善意は、海外や国内の現地住民の方々の生活向上や自然環境の再生に、しっかりと活用
されており、これは基本中の基本ですが、貧困支援をテーマにした映画が上映されていることを知り一度は
見たいと思っていたところ、地方で上映される機会は無いようだったので、大学生が横浜市内で企画した
上映会に先日、参加しました。
映画のタイトルは、“POVERTY, INC.”(2014年/アメリカ/91分)。「貧困産業」とでも訳せるでしょうか。
(👉 http://unitedpeople.jp/povertyinc/detail/ または、http://www.povertyinc.org/ )
内容は、ハイチやアフリカの国々で、主に欧米の巨大な国際NGOや開発業者、そして近年は
社会起業家達による貧しい人々への援助が、いつの間にか(?)支援する側のビジネスとなってしまい、
支援される側は一向に自立できず、植民地支配の新たなカタチとなっているのではないか?というもので、
今まで報道や書籍で見聞する機会はあっても、実例豊富な映像資料は初めてだったので、
とても解り易く良い学びの機会でした。
これからも、貴重な善意の活かし方を深く考えて取組んでまいります。
(ブログ読者の皆様もチャンスがあれば、ぜひ視聴して感想など聞かせて下さい。)
そして次の日は、東京都内で開催されていたミャンマー祭り2016のミャンマー映画上映会へ。
久し振りに映画鑑賞で充電した週末でした。