2016年7月26日

【熊本地震被災地支援】活動レポート 西原村でのボランティア参加と調査をおこなって

  • 本部スタッフ
  • こんにちは。
    本部海外事業部の清水です。
    現在、熊本震災支援の担当として活動しています。

    オイスカでは、4月14日に発生した熊本地震への支援として、西日本支部と熊本県推進協議会等と連携して、現場のニーズを確認した結果、 被災農家の復興支援を行うことを決定いたしました。
    主には農業支援ボラ ンティアの派遣や技術者による草刈り作業の支援を行っていきます。

    ボランティア募集はこちら →→西原村農業復興ボランティアを募集します!

    これまでの経緯や活動の様子を少しずつレポートしていきます。

    6月12日、熊本県阿蘇郡西原村の農業復興ボランティアに
    西日本研修センターの副所長と参加し、調査を行ってきました。

    今回おじゃました古閑地区は30世帯程の集落で、全ての家屋がほぼ全壊。
    水道も復旧しておらず、被災者のほとんどは小学校で避難所生活を
    送っていました。近々、仮設住宅への移動が抽選で行われるとのこと
    でしたが、生活が落ち着くまでには時間がかかそうです。

    調査をした結果、農家からの要望として、草刈り機を使用した草刈りや
    畑の中の草取りの作業などがありました。

    震災後、農家は被災した家や道路等の片付けに追われて、
    適期での作業ができないとのことでボランティアの派遣要望がありました。
    その後、5月から西原村に農業復興ボランティアセンターが開設されましたが、
    一般のボランティアが、草刈り機を使った作業を行うことは危険が伴うため、
    農業復興ボランティアセンターでは対応できないのが現状です。

    上記現状を考慮して、オイスカは西原村農業復興ボランティアセンターと
    協力しながら、①草刈り機を使用できる人材の派遣②農業ボランティアの派遣を行っていくことを決定しました。

    無題
    適期で収穫できなかったニンニク
    1
    農家からのニーズが多い草刈り

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