中部日本研修センターの小杉です。
昨日に引き続き新入社員訓練の報告です。 今日は「生命の循環学習」について。 「生命の循環学習」ではニワトリを解体します。
講師はバングラデシュから来ているスタッフのラヒム(左から2人目)。 ニワトリを触るだけでも恐る恐る・・・という参加者も。 アジア太平洋地域から来ている研修生たちは、たいてい自国でニワトリをしめて食べていますから彼らが上手にサポートしてくれました。
「生きているものの生命をいただいて自分たちの生命があることを 知識として知っているのではなく体験として実感することができた」 ある参加者はこう話してくれました。 夜の食卓には骨がいっぱいついたチキンのスープ、レバーや砂肝が並びました。 レバーが苦手だという女性。いつもなら食べないけどと言いながら口に運び「おい しい!」と笑顔なのは、ニワトリの生命をいただいたことに対する彼女なりの気持 ちのあらわれかもしれません。
食事の前の「いただきます」の本当の意味を知る大切な研修プログラムです。