こんにちは。四国研修センターの早川です。
昨年は、ミネハハさんコンサート開催に多くの方から協力いただき心温まる感動を皆様と共有でき、
長くオイスカに関わってきた中でも忘れ得ない貴重な経験でした。改めて御礼申し上げます。
さて今回は、職員冥利に尽きる感動があり、ブログに投稿させていただきました。
或る土曜日の午後、研修センターに突然の訪問者が・・・。誰?と思いながら、その人物を見ると、
片手を挙げてニコッ! う~ん・・・? あっ!そうそう彼だっ!! 事務所に招き入れた人物は、
20年以上前に工業研修生として受け入れたフィリピン(ネグロス出身)のエドマー氏でした。
ネグロスと言えば、長らく養蚕シルクプロジェクトを担当していた萬代所長が事情に詳しいので、
一緒に対応してもらったところ、エドマー氏は覚えており、すぐに打ち解けた雰囲気に。
エドマー氏は約30年前に中部日本研修センターで農業研修を受け、帰国後はネグロスで活動して
いたオイスカ日本人技術員のアシスタントとして働き、二回目の訪日研修が四国だったのですが、
何事にも真面目に取り組み日本語習得にも熱心でした。研修を修了し帰国後はオイスカを離れて
日系企業に勤務していたことは耳にしていましたが、縁あって現在は香川県内の造船メーカーで、
フィリピン人技能実習生を主に担当する国際業務に従事しているとのことですが「技能実習生達に
接して感じるのは、自分はオイスカで研修を受けたことで挨拶や身だしなみ等の礼儀や時間管理、
整理整頓や掃除の大切さ等を教育してもらう機会があって良かった。それが現在に繋がっている」
という話しが心に残りました。
四国支部の池田事務局次長はオイスカ内の人づくりについて
綴っていました(☞https://oisca.org/blog/?m=20160214)が、
日本企業と実習生との間に立ち信頼を得ながら最前線で働いて
いるエドマー氏のような存在も、オイスカの人づくりの成果で
あろうと思います。まさに職員冥利!感動の再会でした!!
(しまった!話しを聴くのに夢中で一緒の写真を撮り忘れ・・・。
エドマーさん、また来て下さいね。)