四国支部廣野です。
1月17日(日)、天気は曇り。
岡山県で開催されたIPCCリポート コミュニケーター養成講座に参加してきました。
IPCCとは、「気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)」の略です。
コミュニケーターは、IPCCより作成された報告書を基に、
それぞれの専門分野に関連のある最新の気候変動の情報を、
広く一般国民に伝えていく「伝え手」として活動していく人のことをいいます。
(https://funtoshare.env.go.jp/ipcc-report/より)
「地球温暖化」の現状をどのように捉えるかは人それぞれだと思いますが、
講師の先生が、「未来は明るいということを私は伝えています」とおっしゃっていました。
これには、大勢の受講者が頷いておられました。
今回受講して、(コミュニケーターの説明にもありましたが)それぞれの専門分野が、
それぞれの角度から、「地球温暖化」について考え、協力していく必要性を強く感じました。
例えば、植林活動についてです。
地球温暖化対策のひとつとして、植林活動があげられますが、
報告書にも書いてある通り、重要性は地域によって大きく異なります。
オイスカで働いて気づいたことですが、日本の場合は、
植林活動で温室効果ガス抑制をする前にしなければならない課題があります。
(太田猛彦著『森林飽和』 第四章 「三 見放される森に」 詳しく書かれています。)
こういったことは、他の分野でもいえることで、当たり前ですが、
私の知らない事実がたくさんあるのだと思います。
最後になりますが、私も、「未来は明るい」と思っています。
娘が通っている小学校では、「地球温暖化」についてきちんと指導・教育しています。
北極の氷がすごいスピードで溶けているという事実、
自分たちができる「省エネ活動」はどんなことかなど話してもらったことがあります。
そして、「地球温暖化」について、娘から私(家族)に確実に伝わっているのです。
「地球温暖化」対策は、これからますます進化していくと思いますので、
伝え手として、常に学ぶ姿勢を持ち続けていきたいと思います。