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アーユーボワン!(こんにちは)、四国支部の池田です。
まだまだ続くスリランカ・レポート、今回は日本人にも馴染み深い、あの動物のお話しです。 その動物とは・・・、 そうです!お猿さんです!! 写真は世界遺産“シギリヤロック”付近のホテルへ宿泊した際に撮影したサルですが、すぐ近くに 別のサル達もいました。そのグループが、こちら。
何とも落ち着いた風貌に長~い尻尾。これはシャッターチャンス!と思い、写真を撮るためかなり近付いたのですが平然とした様子。人に懐いているようでもなく“聖者”のような雰囲気でした。 流石はスリランカ!“祈りの島”に相応しい動物と感じ、時間を忘れてシャッターを切りました。
ゾウと同様(https://oisca.org/blog/?m=20150908)、印象に残ったので名前を調べてみると、ハヌマーンラングールという猿と判り、インド二大叙事詩の一つ“ラーマヤーナ”で主人公であるラーマ王子の家来として、魔王ラーヴァナによってランカー島に連れ去られた、王子の妻シータを取り戻すため、獅子奮迅の活躍を見せる猿の神様ハヌマーンのモデルであることを知りました。インドでは、怪力と勇気、忠誠心、そして不死の神様として、現在でも強い人気を誇っているそうです。また、このハヌマーンを中心とする“ラーマヤーナ”の物語は、東南アジアなどの周辺国に伝えられ、一説によると、三蔵法師を守って天竺を目指した孫悟空のルーツとも言われています。 ゾウと同様、サルはスリランカで身近な動物のようで、お土産屋では、ココナツ製の置物を販売していました。いつまでも、このような美しく豊かな自然環境が守られることを願っています。
それでは、また。 ボハマ ストゥーティー!(どうも ありがとう。)