2015年6月11日

四国研修センター 訪問レポート2 地元の力で

  • 本部スタッフ
  • 本部・広報室の林です。
    昨日に続き、四国研修センターについてご報告。

    この日出席した研修修了式は、センターで学ぶ研修生たちが 基礎研修を終え本研修に入るタイミングで行われたもの。 また、地元の受け入れ農家さんで3年間の技能実習を終えて帰国する マレーシアからの技能実習生の修了式も同時に行われました。

    修了証を手にする研修生たち
    修了証を手にする研修生たち

    研修生たちのスピーチコンテストも開催され、それぞれのお国について特に自分が好きなところ、気に入っているところを話してくれました。
    2ヵ月足らずの日本語の学習でこんな風に自分の考えを表現できるようになるのだなぁと感心すると同時に彼らの日本語の指導にあたってくださる先生方に頭が下がる思いがしました。

    この日修了式には日本語をはじめ研修生を支えてくださる地元の方々が集まっていました。
    オイスカの活動の柱である人材育成にご理解いただき、センター職員だけでは足らないところを地元のみなさんで支えてくださっている様子がうかがえ、本当にありがたいなぁとただただ感謝の気持ちでいっぱいになりました。
    四国だけではありません。中部でも西日本でも、センターの活動は地元の皆さんの力で支えていただいています。

    この日の午後、事務所で仕事をしていると中学生がたくさんやってきて 「すみませ~ん。バスケットコート借りてもいいですか」と。
    そのうち 「すみません~ん。トイレ借りてもいいですか」と許可を得て 場所も聞かずにトイレに走っていく姿を見て、常連さんなんだなぁと。
    そのうち 「すみません~ん。犬がロープ噛み切って逃げました」と。 大慌てで外に走り出すスタッフについていくと、イチ(犬の名前)は 中学生になついて頭をなでられていました。 楽しそうにバスケをしている彼らと一緒に遊びたかったのでしょう。

    センターの日常にほのぼのとした気持ちになりました。 彼らが将来センターを支える力になってくれるといいなぁ・・・・・・。

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