2019年3月19日

メキシコ研修生から考える事~1993年オイスカ誌からの助言~

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  • 四国支部事務局の廣野です。

    昨年度(1名)に続き、今年度もメキシコから2名の研修生がやってきました。

    メキシコ研修生受け入れの歴史はまだ短く、2015年1月に愛知県豊田市で開催されたオイスカ・インターナショナルの国際理事会に出席した、メキシコ総局のホセ・マーチン・アテラ・エチェバリア会長の強い希望により実現したもの(http://www.oisca.org/news/?p=7552)で、同年、中部日本研修センターで三ヵ月間受け入したことが最初でした。

    半世紀以上の歴史の中、発展途上国から多数の研修生を受け入れてきたオイスカですが、今後、メキシコとも強い絆が結ばれていくことを願っています。昨年度のビオレタさんに引き続き、今年の研修生達もメキシコと日本の架け橋となってくれることを期待せずにはおれません。

    偶然、昔のオイスカ誌(1993年6月号)を目にしたのですが、そこで、「世銀からみた国際社会 山口健治」、という記事を読みました。

    文中には「経済協力とか援助というものにも、それぞれの国威発揚のため先進国間の競争があるのであって、被援助国は当然のことながら、自分が最も好ましいと思う相手を選択し、または最も望ましいと思う国に優先権を与えることができるのである」と書かれてあります。

    これに当てはめて考えると、オイスカは世界にたくさんある国際協力団体の中から選ばれたことになります。
    これは言うまでもなく、先人たちの努力と功績のお陰であり、次世代により良い方向へ繋げるため、研修生とともに前進していきたいと思いました。

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