四国支部事務局の廣野です。
早いもので、四国研修センター研修生の研修期間も残りわずかとなりました。
11月24日(火)、研修生にとっては最後の難関ともいえる帰国後のアクションプラン発表会が
研修センターで開催され、それぞれ目標を発表しました。
今年度の研修生は、新型コロナウイルス禍により人前で発表する機会が殆どなかったことに加え、
10ヵ月間の研修成果を職員や会員の前で発表するとあって、緊張しているのが伝わってきました。
参加者は、研修生に少しでも多くの事を学んで帰国してもらおうと厳しい指摘や質問を行いましたが、
中部日本研修センターの研修生が研修旅行のため来所していたので彼らにも良い刺激になったの
ではないかと思います。
同じ研修を受けても研修生が自国で目指すことはそれぞれ違っており大変興味深かったのですが、
発表の動画を公開しておりますので是非こちらからご視聴ください👇。https://www.dailymotion.com/dm_58348959cba31c2e7d9029be2cb9f9af/videos
【ジョマリ(フィリピン)】有機栽培による米作り→美味しくて質の高いものを顧客に提供したい。
【メレ(フィジー)】白ネギの栽培→白ネギは料理によく使われるが、輸入に頼っているため
自分で栽培するとともに、農家や仕事の無い人達にも教えたい。
【ネモチ(モンゴル)】養鶏→故郷では隣町まで行かないと卵が買えないので衛生面や値段の高さが
問題となっており、養鶏を成功させて新鮮で安全な卵を提供したい。
【パオラ(メキシコ)】植物園の開設→地域社会や自治体などと協力して失われた緑を再生したい。
【プロイ(タイ)】栄養バランスを考えた食事の大切さを子供達に教える→子供達に解り易い栄養の
本を作り、その大切さを普及したい。
【エー(ミャンマー)】唐辛子の栽培→唐辛子の消費量が多いので、日本で学んだボカシの作り方を
参考にして安心安全な唐辛子などを栽培、販売していきたい。
今年は新型コロナウイルス禍の厳しい環境ではありましたが、皆様のご支援のお陰で研修を無事に
終えることが出来そうです。
なお、研修修了式を12月8日(火)13:30~、四国研修センターにて開催し、12月15日以後
それぞれ帰国する予定ですが、これから寒くなってくるので、体調管理に気を付けて最後まで
頑張って欲しいと思っています。
前列左より:エー(ミャンマー)、メレ(フィジー)、プロイ(タイ)、ジョマリ(フィリピン)】
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