9月26日、「FSCフライデーフォーラム」をオイスカの法人会員である㈱イトーキと共催、FSC森林認証制度について世界の事例を紹介しました。本制度は、適切な管理が行われている森林であること、あるいはその森林からの木材・木材製品であることを認証するもので、FSCマークが入った製品を購入することで消費者が森林保全に間接的に貢献できる仕組みです。
オイスカは国内外で地域開発や環境保全活動に取り組んでいます。森林問題と経済問題は密接に結び付いており、持続的な森林保全には適正な林業経営の推進が肝要です。認証制度の普及は、林業経営を安定させるとともに、オイスカの活動理念のひとつである循環型社会の実現に役立つものと考えられます。
当日は、FSCジャパン事務局長による認証制度の説明や、FSCに取り組む団体・企業の事例発表をはじめ、オイスカもタイや山梨県における森林保全活動を紹介。循環型林業経営の必要性を訴えました。
※FSCフライデー/世界中の森林に感謝し、責任ある森林管理の重要性に関心を持ってもらうための世界的イベント。2008年にイギリスで始まり毎年9月の最終金曜日に開催。日本では13年より実施