3月20日、福岡県朝倉市で同地初のグリーンウェイブが実施されました。主催したのは「グリーンウェイブ朝倉水源の森実行委員会」(会長・林裕二福岡県議会議員)で、寺内ダム上流の畜産団地跡地にヤマザクラとシダレザクラの苗木300本を植樹しました。
2010年、オイスカ甘木朝倉支局(当時)が「母なる地球の子ども環境サミット」を開催しました。同実行委員会は、その折に策定された「子ども環境宣言2010」を受け、故郷朝倉の地で子どもたちが自然を守り育んでいく場をつくることを目的に行政や地元企業、オイスカ朝倉推進協議会などが中心になり昨年5月に発足。植林や育林活動、啓発活動などを通し、10 年かけて多様性に富んだ森づくりを目指します。
同実行委員会にとって発足後初の植林活動となったこの日は、雨にもかかわらず、オイスカ会員や塚本勝人前朝倉市長、同市市議会議員、ボランティアグループ、中学生など市民約170名が参加しました。林会長は「動植物が共生できる美しい森ときれいな水をつくり、ふるさとに貢献したい」と抱負を語りました。