オイスカでは、フィリピン大使館からの要請を再度受け、3月26日に国内研修センターで集めた計724枚の毛布や布団類を避難民の方々に届けました。
西日本研修センターと四国研修センターでそれぞれ150枚以上の毛布を集めましたが、地震の影響で郵送すると1週間以上かかることがわかりました。そこで、福岡県の西日本研修センターから香川県の四国研修センターに、そして大阪の関西研修センターへと職員みずから運び、3つの研修センターで集めた合計534枚が、関西研修センターの清水所長とパプアニューギニアの研修生パドによってマイクロバスで東京まで運ばれました。毛布を積んだバスは26日の朝に到着し、本部職員とともにフィリピン大使館へ届けました。さらに、中部日本研修センターでも190枚の毛布を集め、同大使館に郵送しています。
今回は、オイスカの職員が避難所の一つである「フランシスカン・チャペルセンター」も訪問し、避難民の方々に毛布を直接手渡すことができました。また、毛布の一部は、大使館が送る物資と一緒に東北地方のフィリピン人避難民の方々へも送られるとのことです。
避難所では、物資や食糧がまだ足りていない所もあり、今も不便な生活を強いられています。オイスカでは今後も支援を呼びかけ、活動を継続していきたいと考えています。