6月16日、（財）オイスカの平成21年度第1回理事会・評議員会が東京都千代田区のルポール麹町で開催されました。同会議では、２００８年度の事業報告および決算報告が審議、承認され、理事･監事、および評議員の改選が行われました。

08年度決算報告によると、会費収入2億4092万4000円、寄付金収入3億5252万4961円、助成金収入5255万8408円等で、総収入は、前期繰越収支差額を含め13億2482万1186円。事業活動支出は、研修訓練費が2億6835万7142円、海外技術協力費2億878万 5554円、国際交流費2351万5192円等で、総支出は10億6869万7364円となりました。

また、公益法人制度改革の中でオイスカは、平成22年度において公益財団法人への移行認定を目指して準備を進めていますが、その過程で必要となる最初の評議員の選任方法を定めました。

議事終了後には08年度事業について各担当部長より報告がありました。出席者から、国際会議等の場を通じてオイスカ活動を発表していくようにとの提案があり、また、長引く不況を受けて厳しい舵取りを迫られる中での、支援者獲得の新しい方策などについて話し合われました。