2015年12月5日

経団連自然保護協議会一行がフィリピンを訪問 助成期間終了後も自立発展的に進む様子を確認

  • 海外ニュース
  • 10月8〜10日、経団連自然保護協議会一行が、フィリピンのマニラ南東にあるルクバン(ケソン州)を訪問しました。同協議会副会長で前田建設工業㈱の小原好一社長を団長に、会員企業・協議会関係者12名が参加、オイスカからは石橋幸裕フィリピン駐在代表とマニラ事務所のマリベス・レボトンが同行しました。 ルクバンでは2010〜12年にかけて、同協議会が信託する公益信託経団連自然保護基金より助成を受け、オイスカ研修生OB会(OTTAA)が「ミミズ堆肥と有機農業・ 種取りによる土壌生物多様性と農地生産性向上プロジェクト」を展開。

    「子供の森」計画参加校で。同地への日本人の 訪問は多くはなく、各所で大歓迎を受けた
    「子供の森」計画参加校で。同地への日本人の
    訪問は多くはなく、各所で大歓迎を受けた

    今回は、その受益者である農家と、活動の核 を担ったルクバン研修センターを訪れたものです。助成期間終了後もセンターを中心に自立発展的に進む取り組みの様子を確認した小原団長からは激励の言葉が述べられ、スタッフや研修生にとっては活動を推し進める上で新たな意欲をかき立てるものとなりました。 また、同協議会がさまざま なかたちで支援を行ってきた「子供の森」計画参加校のひとつであるマイット・マナサ小学校では校区外の住民も集まり、児童代表によるブラスバンド演奏で歓迎の意が表さ れました。マホガニーの記念植樹では、一人ひとりの氏名が記されたプレートが立てられ、感激の面持ちを浮かべる様子が見られました。ルクバン町長表敬、オイスカと連携・協力関係にある南ルソン州立大学の教員や学生との交流の場も持たれ、参加者、現地の人々、両者にとって忘れ難い貴重な時間となりました。

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