8月31日、山梨県甲府市にある「武田の杜」の一画でオルビス㈱の関係者104名による下草刈りのボランティア活動が実施されました。これまで「オイスカの森」として行ってきた森林整備活動に目処がついたことから、今後の管理を所有者である県に戻す返還式も開催されました。
武田の杜での森林整備活動はオイスカ山梨県支部が関わり2001年にスタート。翌02年よりオルビスが参画し、山梨県では第一号の企業との協働による森づくりとなり、オイスカを含む三者により活動が続けられました。スタート当初は、マツクイムシの被害が著しい松林を憩いの森にすべく、サクラやアジサイ、ツツジなど6年間で8090本の広葉樹を植栽、樹種転換を行ってきました。植栽後も下草刈りなどの育林活動を続け13年が経過。延べ2千人以上が参加し、育んだ森は、まさに市民の憩いの森になっています。