1月30日〜2月1日、インドネシアのスカブミ研修センター(以下、センター)を日本から高校生が訪れました。これは 国土緑化推進機構が企画する「森林・林業専攻高校生国際交流事業」において、同国で長く農業研修や環境保全活動に取り組むオイスカの現場を「日本の高校生の学びを深める場に」という意向を受けたものです。
高校生15 名と6名の引率教員は、各施設の見学をはじめセンターで植林や農作業を体験。「子供の森」計画参加校のスカブミ市第一高校では、交流会および授業の一環として事前に準備した教材などを用い日本語を教えました。また、同校の生徒宅でホームステイをし生活の一端に触れました。
日本から参加の高校生からはセンターの研修生や現地の高校生と共に積極的にプログラムに取り組む様子が見られ、同世代の若者たちとの関わりの中で国を超えた友情を育んでいました。引率した教員からは、日本の林業を取り巻く特殊性から「学校では、生徒たちは木の伐採方法は学んでも木を植える機会はない。今回、植樹作業をはじめ貴重な体験ができた」といった感想が聞かれました。
オイスカの活動地を舞台に、日本とインドネシア、両国の将来を担う若者が学びを深める機会となりました。