2010年7月13日

新たな試み!高校生が幼稚園児を対象に「森のつみ木広場」を実施

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    園児の前で森の大切さを伝える生徒たち
    園児の前で森の大切さを伝える生徒たち

     7月13日、愛媛県にある学校法人済美学園済美高等学校の生徒が学校の授業の一環として、幼稚園児120名を対象に「森のつみ木広場」を実施しました。生徒たちは事前にオイスカ愛媛県支局のスタッフの指導の下「森のつみ木広場」を体験して実施方法を学ぶなどし、実施の準備を進めてきました。

     リーダーを務めた生徒の1人は、「つみ木が間伐された木から出来ていることを知り、大変驚きました。私は本番で司会進行や作品紹介などリーダーとして大きな役割を果たすことが出来ました」と振り返っていました。

     さらに普段接することが少ない園児とのふれあいについては、「園児に遊びの注意をした時、『はーい!』と、とても反応が良かったことが印象に残っています。また、園児にわかりやすく説明するための言葉選びが難しく、紙芝居やクイズ形式にするなどの工夫をしました。最初は戸惑いましたが、だんだん園児が今考えていること、どうしたいのかなど感じ取れるようになり、高校生活の思い出の1ページとなる貴重な体験でした。」と話し、充実した活動であったことが伺えました。

     次世代を担う学生がさらに次世代を担う園児に森の大切さを伝えることで、「伝える」ことの大切さに気づき、さらには高校生自身の森や環境に対する理解も深まるきっかけになっていくことが望まれます。

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