平成23年度NGO事業補助金事業として、7ヵ国から9名の研修生を西日本研修センターおよび四国研修センターに招聘し、「環境保全型農業及び女性の生活改善研修」を実施しました。研修は2011年4月下旬から始まり、約11ヵ月と期間が短いため、習得した専門知識や技術が現地で応用し活かされるよう工夫され行われました。研修は座学だけではなく農作物栽培など技術研修も行います。 最初は戸惑いを見せる研修生もいましたが、他国の研修生と互いに協調し合うことで乗り越えることができました。
開発途上諸国における農村地域の発展は、それら諸国の経済発展を推進していく上で重要な位置を占めています。反面、都市部と農村部の貧富の格差が拡大し、農村地域の若者の育成は重要な課題となっています。そのため、 オイスカで学んだ研修生たちの、即戦力としての活躍が期待されます。