1月30日、岡山市立石井小学校で、総合学習の一環として国際理解に関する授業が行われました。同校の児童らが、フィジーの「子供の森」計画(以下、CFP)参加校と手紙のやり取りを通じて交流を深めていることから、2014年9月まで同国に駐在していた本部海外事業部主任の菅原弘誠が赴き、現地のオイスカ活動をはじめ文化や生活といった児童らの関心の高い話題を中心に授業が展開されました。
子どもたちの交流は、6年生(当時)の山本海璃君が昨年6月にオイスカ会員と共に同国を訪れ、同級生らが書いた手紙をCFP参加校の子どもたちに渡したことがきっかけでスタートしました。この日、授業に参加した6年生49名は、事前に調べたフィジーについて、より理解を深めようと真剣そのもの。「フィジーの子どもたちの生活が日本と違うことがよく分かった。将来は海外にボランティアに行き、困っている人を助けたい」と、新たな気付きを得た児童からは、国際協力への参画を希望する声が上がるなど有意義な授業となりました。