4月23日、四国支部主催の「春の集い」が、120名の参加を得てオークラホテル丸亀で盛大に開催されました。第一部では 国際協力機構(JICA)の黒柳俊之理事より、「日本の国際協力およびJICAと民間連携について〜元気が出る援助〜」と題して講演が行われ、JICAの概要や沿革をはじめ中小企業海外展開支援事業などについて説明がなされました。同事業は日本の中小企業が持つ優れた技術や製品を開発途上国における開発に活用しようというものです。当該国の課題解決と日本国内の経済の活性化を同時に目指すもので、香川県内のオイスカ会員企業の㈱イナダが製作している浄水装置のフィリピンでの普及・実証事業の事例も紹介され、参加者から高い関心が寄せられました。
第二部の懇親会には、四国研修センターの研修生も参加。本行事が来日して初の、会員の皆さんとの交流機会となりました。参加者からは「講演や研修生との交流を通じて、モノや資金だけの支援ではなく、人材育成を柱にオイスカが取り組む国際協力の重要性が理解できた」といった感想が聞かれました。