2015年6月8日

ラブ・グリーンの会設立30周年 今日までに57万1000本を植林 より一層の活動推進を宣言

  • 国内ニュース
  • 3月22日、福岡市でラブ・グリーンの会設立30周年記念事業「ラブ・グリーンフォーラムinFUKUOKA」が開催されました。同会は、1985年の「国際青年年」および「国際森林年」を記念して福岡県とオイスカが160名をフィリピンのミンダナオ島に派遣し、植林を行った「若人の翼」を継続するために発足。以来、熱帯雨林再生のため、オイスカのプロジェクトをはじめとする海外の現場で植林に取り組み、これまで5ヵ国へ42回にわたりボランティアを派遣し、地元の人たちと共に57万1000本を植林してきました。

    当日はオイスカから永石安明専務理事が出席、海外におけるオイスカ活動の近況を報告するとともに、これまでの支援に対する感謝の意が述べられました。また、サプライズゲストとして福岡ソフトバンクホークスの松中信彦選手が登場し会場を沸かせました。松中選手は2009年から「ホームラン・マングローブチャリティ」を開始、ホームラン1本につき1000本のマングローブの苗木相当額を寄附することを宣言、支援を継続しています。松中選手と共に出席した中学生の長男大輝さんは、14年夏にタイのマングローブ植林に参加。その時の感動が松中選手にチャリティ活動の継続を決意させたとの体験談も披露されました。

    同会理事長の西秀樹氏は、「人々の心に〝ラブ・グリーン〞という植林意識を根付かせることができた。30年続けられたのは〝縁の連鎖〞によるもの」と多くの協力者との出会いに感謝し、今後のより一層の活動推進を宣言。集まった会員らと共に新たな一歩を踏み出す記念すべき一日となりました。

    西日本研修センターの研修生ら。松中選手を囲んで
    西日本研修センターの研修生ら。松中選手を囲んで
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