2008年5月31日

ミャンマー・サイクロン災害 デダイのチョンチン村、タンディ村で619世帯に物資を配布

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  • タンディ村ではじめてとなる支援物資配布の様子。 住民も非常に喜んでくれました。
    タンディ村ではじめてとなる支援物資配布の様子。 住民も非常に喜んでくれました。

    5月25日、サイクロンでの被害が大きかったデダイのチョンチン村、タンディ村で支援物資の配布を行いました。配布にあたっては、両村から支援物資を運ぶための船を出してもらい、スタッフ・研修生OBなども2手に分かれて各村に入りました。

    まずチョンチン村では、前日までに仕分け作業が行われた現地センターからの支援物資と、この日の荷物配送を担ってくれたトラックのオーナーから寄附のあった物資(インスタント麺・石鹸・皿・鍋・おたま・包丁)を344世帯に配布しました。

    タンディ村では、3地区の住民を対象に崩壊した僧院や学校に集まってもらい、米・油・ロウソク・ライター・衣類・飲料水を275世帯に配布しました。この村では初のオイスカからの支援ということで住民は非常に喜んでくれました。

    この配布とあわせて、5月25日、26日には引き続き物資の小分け作業を、ボランティアで参加してくれた地域住民や学生と一緒に行いました。また、26日にはスタッフ1名とOB研修生1名が再度デダイに向かい、今後の支援先の調査にあたっています。

    デダイの船着場で支援物資を船に積み込む。ここからチョンチン村まで30分、タンディ村までは3時間かかる
    デダイの船着場で支援物資を船に積み込む。ここからチョンチン村まで30分、タンディ村までは3時間かかる
    支援物資を受け取り家路に帰る子どもの様子。小さな子どもでも力を合わせて
    支援物資を受け取り家路に帰る子どもの様子。小さな子どもでも力を合わせて
    調査に入った村にて。食用の籾を貯蔵していた小屋は崩れ水につかった籾が発芽してしまった
    調査に入った村にて。食用の籾を貯蔵していた小屋は崩れ水につかった籾が発芽してしまった
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