2008年11月11日

フィリピン・バゴ市でコンサート開催 子どもたちが奏でる友情の音

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  • 小学生のリコーダー演奏。表情は緊張して見えましたが、練習の成果で息はぴったり。
    小学生のリコーダー演奏。表情は緊張して見えましたが、練習の成果で息はぴったり。

    8月21日、フィリピン・ネグロス島のバゴ市、トーレス記念文化センターで市内の幼稚園や小学校、高校など11校の児童、生徒が出演してコンサートが開催されました。会場には、参加校の児童・生徒約3000名のほか、オイスカ茨城県支局の植林ボランティアツアー参加者11名や生徒の家族、学校関係者などが来場し盛大に行われました。

    茨城県支局は、デイケアセンターの建設支援や学校への「平和の鐘」贈呈、日本で収集した鍵盤ハーモニカやリコーダーの寄贈など、同市への教育支援を長年続けています。本コンサートは、同支局からの楽器寄贈へのお礼と日ごろの練習の成果を発表する場として開催され、今年で12回目となりました。

    各校は、寄贈されたリコーダーや鍵盤ハーモニカを用いた「ふるさと」や「夕焼小焼」など日本の曲も交えての演奏や、代表者による歌やダンスを披露。この日のために、毎日放課後に練習を積み上げてきた生徒たちの見事な演奏に、会場からは大きな声援と拍手が送られていました。

    また茨城支局の各参加者には、同市から支援への感謝の意を込めた証明証が贈られ、同市市長のホン・ラモンD・トーレス氏は「茨城のみなさんのご支援は、たくさんの子どもたちに学習の機会を与えてくださいました。みなさんの友情に感謝するとともに、この友情が長く続くことを願っています」と、お礼の言葉を述べました。

    コンサートの最後には参加者全員が手を取り輪になって歌を歌う場面もあり、参加者らは子どもたちとの交流を楽しんでいました。

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