2018年2月1日

フィジー COP23を記念した植林を実施 災害に備える森づくりを推進

  • 海外ニュース
  • テリハボクの苗を手にする子どもたち
    テリハボクの苗を手にする子どもたち

    近年、台風やサイクロンが気候変動の影響で巨大化し、環太平洋地域への深刻な脅威となりつつあります。植林活動においてもこうした気候変動への対応策が求められる時代になってきました。
    そこで、オイスカでは日本の公的研究機関である森林総合研究所林木育種センターの取り組みに協力し、耐風性・耐潮性が高い海岸林をつくるため、フィジーでテリハボク(Calophyllum inophyllum)を試験的に植林しています。
    2017年11月3日、 ヴィチレブ島にある国立シンガトカ砂丘公園で植林イベントが行われ、391本のテリハボクが植えられました。これは、同6日よりドイツで開かれた国連気候変動枠組条約第23回締約国会議(COP23)を記念したもので、「子供の森」計画参加校の児童・生徒、観光業関係者、オイスカ研修生など150名以上が参加。親子で会場を訪れて植林する姿も見られ、こうした取り組みが世代を超えて引き継がれていくことが期待されます。

    この投稿へのトラックバック:

    アーカイブ