3月30日、横浜市立本郷台小学校にて、サミット㈱の支援で横浜市の10の小学校に寄贈する3万個のつみ木のうち、1万5千個を活用し、「森のつみ木広場」を実施しました。東北地方太平洋沖地震の影響で、前日に予定されていた贈呈式は延期になりましたが、同小学校の児童が楽しみにしているということで「森のつみ木広場」は実施され、同校区と西本郷小学校はまっ子ふれあいスクールの児童、約40名が参加しました。
サミット㈱は2006年度より、オイスカとともに「間伐材によって作られた『つみ木』を利用した環境教育の普及活動」を社会貢献活動の一環として展開。木や森の大切さ、国内の森林の現状などを伝え、国産材利用や森林整備の必要性を多くの方に知ってもらうことを目的とし、つみ木の寄贈とオイスカによる「森のつみ木広場」の開催を続けてきました。 これまでの5年間の寄贈先は東京、神奈川の8市区43ヵ所、寄贈されたつみ木の数は25万5千個を超えました。 寄贈された児童館では、「ほかの地区への寄贈を知って、当地域への寄贈を心待ちにしていました」といった声や、毎年イベントでつみ木を活用する例もあり、少しずつ活動が根付いています。11年度からは新たな形で活動を展開し、さらに多くの子どもたちに木の温もりとつみ木に込められたメッセージを届けていきたいと考えています。