2009年11月24日、オイスカ三豊支局にカンボジアのフンセン首相から感謝状が贈呈されました。これは、同支局が05〜09年までの5ヵ年計画で、カンボジアのアンコールワット周辺における植林活動を実施してきた功績に対してのものです。フンセン首相からは、「長年にわたり、貢献いただき大変感謝している」という言葉を受けるとともに、メダルも贈られました。
この植林活動は、世界遺産のアンコールワットを風水害から守ることを目的に始めたもので、これまで日本から累計151名が参加し、現地ボランティアの参加者は累計2500名にも上ります。植林地は「オイスカ森林公園」と名づけられ、多くの市民に親しまれる森になりました。
また、アンコールワットの近くにある村で日本語教師をしている檜尾睦氏は06年より学校をあげて同支局の植林活動に参加。生徒の一人は、多くの日本人との交流により日本に興味を持つようになり、日本に留学して日本とカンボジアとの架け橋になりたいと現在も勉強に励んでいます。
5ヵ年の植林計画は一旦終了しましたが、多くの人によって作られた「オイスカ森林公園」の森の成長とともに、カンボジアのさらなる発展が願われます。