オイスカ中部日本後援会(川口文夫会長)主催のオイスカ活動報告会が3月30日、名古屋市内の東桜会館で開催されました。
中部日本後援会は、経済界の立場からオイスカ活動を財政面で支援しようと2006年に発足したもので、中部経済連合会に加盟する中部地区5県(愛知・岐阜・三重・静岡・長野)の企業で、オイスカの法人会員でもある60余社で構成されています。 冒頭、会長交代にあたり新旧会長からの挨拶がなされました。発足時から11年にわたり会長を務めた川口文夫中部電力㈱顧問に続き、新たに会長に就任した同社の水野明久代表取締役会長が「後援会設立の趣意に沿って、中部日本研修センターを中心としたオイスカ活動を今後も積極的にサポートしていきたい」と述べました。
続いて行われた報告会では、昨年秋に実施された中部日本研修センター50周年記念行事のビデオ上映やオイスカ本部からの全体活動の報告がなされ、次にオイスカのアドバイザーで元日本経済新聞論説委員兼編集委員の小林省太氏から「オイスカが取り組む宮城県での海岸林再生」と題し、第三者的立場から見た「海岸林再生プロジェクト」の現状と課題について約1時間にわたり報告が行われました。熱心に耳を傾けていた参加者からは、「(植栽地への)ゴミの不法投棄については初めて知った」といった驚きの声も聞かれました。
今回の活動報告会開催を機に、今後、中部経済連合会の加盟企業600余社の中に、オイスカ法人会員の輪が広がっていくことが期待されます。