8月6日、モンゴルの首都ウランバートルで、オイスカ・モンゴルの活動開始から10年を祝う記念式典が開催されました。
主賓に清水武則駐モンゴル特命全権大使を迎え、同国からは政府関係者ほか74名が列席、日本からはオイスカの中野悦子会長をはじめ静岡・四国・西日本の各支部から会員など67名が参加しました。
式典では中野会長、清水大使からのお祝いの言葉に続き、オイスカ評議員で成蹊大学の廣野良吉名誉教授より、同国の市場経済化に伴う課題や気候変動の影響などに対する今後のオイスカ活動への期待が述べられました。モンゴル総局からは、長年にわたる支援に対し静岡県支部と高松西ロータリークラブに記念品が贈られました。
その後、日本からの訪問者はブルガン県セレンゲ区に移動し、同県から森林管理を委託された敷地内でオイスカ・モンゴルユースセンターの開所式に出席。建物は静岡県支部の法人会員が支援をしたもので、一行はセレモニーに同席したブルガン県知事らと共に新たな活動の始まりを祝いました。また、岐阜市から同区に寄贈された中古消防車が披露されました。
今後、センターがモンゴルにおける人材育成の拠点となるべく取り組みが進められます。