オイスカ・フィジーにとって「安全の日」である1月15日。サンゴ礁保全活動に携わる関係者が年頭に顔を合わせる機会も兼ねて、ナヴトゥレヴ村でワークショップが実施され、安全に活動を進める上で必要なルールの再確認がなされた後、今後の展開などについて話し合いが行われました。当日は地元セルア県のプロヴィンシャル・オフィス(県内の村の活動を取りまとめサポートする公的機関)からも職員が参加。「我々の立場でも、皆さんの取り組みに可能な限り協力していきたい」との言葉から、オイスカの活動が広く認識されていることも確認されました。
ワークショップの後、同村の希望に応え参加者がマングローブやテリハボクを植林。サンゴ礁を含む海の環境を守るには、山地での植林や海岸線を守る樹木の存在も大切になります。そのような自然のつながりを感じながらの植林となりました。
いかに多くの村人を巻き込み、取り組みをコミュニティ全体のものとして盛り上げていくかが今後の課題です。各所の協力を得ながら引き続き活動に取り組んでいきます。
※ 2 0 11年同日、サンゴ礁保全活動を視察中に不慮の事故で亡くなった職員の遺志を受け継ぎ、その日を「安全の日」と定めワークショップなどを行っている