日本とスリランカ両国の支援者と研修生OBたちの尽力により、クルネーガラ県ワーリアポラ町にオイスカ・スリランカの新しい事務所が開所しました。同国政府関係者、地域代表など約150名に加え、日本からは愛知県支部の14名も駆けつけ、2010年11月15日、盛大に完成式典と祝賀会が行われました。
同国とオイスカのつながりは40年に及びます。日本で受け入れた研修生は179名を数え、同国へは日本人指導員を派遣して農業指導、環境保全活動、「子供の森」計画などを進めてきました。今日までコロンボにある事務所で活動を展開してきましたが、今後は新事務所を中心に両国の友好親善を図り、また隣接する4・5haの農場では研修センターの建設も視野に入れ、農業を主とした環境教育、保全、研修などの場として活動を進める予定です。
オイスカ創立50周年に向け、9月下旬にコロンボでも記念事業を計画しています。スリランカの地で、オイスカ活動のさらなる広がりが期待されています。