中央アジアに位置するウズベキスタンでは、薪に使用するための森林伐採や
家畜の過放牧、塩害による土地の劣化などにより砂漠化が進んでいます。
十分な対策がなされない中、タシケント農業大学ヌクス分校が
中国で砂漠化防止事業を牽引してきた内モンゴル阿拉善沙漠生態研究研修センターの
冨樫智所長に、植林や漢方植物の栽培による協力を要請。
2014年には現地調査を、15年には同地でサクサウールと呼ばれる梭梭と
それに寄生する漢方植物肉従容の試験植林を行い、準備を進めてきました。
5月20~25日には、プロジェクトに協力するNPO法人グリーングラスロッツ(代表/豊田推進協議会・光岡保之会長)一行21名がウズベキスタンを訪問、首都タシケントから西へ450㎞にあるドンガラク村で植林を行いました。今後も冨樫所長を中心に、企業や会員の皆さんの協力、子どもたちや地域住民の参加を得ながら活動を進めていきます。