2016年11月2日

ウズベキスタン 三菱商事㈱支援による 砂漠化防止プロジェクトが始動

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  • 干上がったアラル海。残された船舶の残骸でここが湖だったことが分かる。まばらに生えているのがサクサウール
    干上がったアラル海。残された船舶の残骸でここが湖だったことが分かる。まばらに生えているのがサクサウール

    21世紀最大の環境問題ともいわれる干上がった塩湖・アラル海を抱えるウズベキスタン。干ばつや塩害による被害のほか〝砂漠のマングローブ?との異名を持つサクサウールの疎林さえも薪として乱伐されたことで砂漠化が進み、その防止対策が急務となっています。
    オイスカでは本年9月より三菱商事㈱の支援を受け、同国での砂漠化防止活動を本格的にスタートしました。まずは植林のための10万本の苗木確保のため、カラカルパクスタン州にあるタシケント農業大学ヌクス分校とキジルクム砂漠があるナヴォイ州の2ヵ所に苗畑を造成する予定です。
    同国では過去に政府間プロジェクトの経験はあるものの、民間による砂漠化防止活動は初めてのことです。夏は45度、冬は零下35度にもなる過酷な環境下でのプロジェクト成功は、同様の問題を抱える中央アジア諸国にとっても大きな希望となります。16年にわたる中国・内モンゴル自治区での経験を最大限に活用した挑戦が始まります。

     

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