2014年10月29日

インドネシアにオイスカ日本語幼稚園オープン ジャカルタ在住邦人子弟に “生きる知恵”を育む保育を

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    庭園につくられた”ふるさとの森”

    8月28日、10ヵ所目となるオイスカ日本語幼稚園がインドネシアの首都ジャカルタに開園しました。開園式には、日本からはオイスカ国際活動促進国会議員連盟のメンバーである坂本哲志衆議院議員、大見正衆議院議員、堀井巌参議院議員が、地元ジャカルタからは在インドネシア日本国大使館の貴島善子公使をはじめ日本企業の役員らを多数来賓として迎え、盛大に挙行されました。

    園庭には子どもたちのさまざまな体験の場となる〝ふるさとの森〞があります。この設計・施工を担当した黒木正喜氏(福岡県)は、1966年にオイスカが初めてインドに派遣した開発団の団長・黒木堤氏のご子息でもあります。氏は開園にあたり「インドをはじめラオス、スリランカ、フィリピンなどで20年にわたって活動した親の背中を見てきた自分が、縁あってオイスカ日本語幼稚園の在り方に共鳴し、日本を離れて暮らす子どもたちのためにふるさとの風景を取り入れた」とメッセージを寄せられました。〝ふるさとの森〞には小川が流れ、自然の中での遊びを通し、強い体と思いやりの心を育み〝生きる知恵〞を培う保育を目指しています。

    同園は、中国、フィリピン、タイの幼稚園同様、日本企業駐在員の子弟を対象にしており、海外にいながらひな祭りや七夕のような年中行事、また鬼ごっこなどの遊びも含めた日本の伝統的生活文化を取り入れています。日本人としての豊かな感性を持った子どもに育ってほしいとの願いを込め、教職員が一丸となって取り組むことを誓いました。

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