2018年7月4日

インド ネイチャーツアーを8校で開催 「世界水の日」にちなんだイベントも

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  •  「子供の森」計画(以下、CFP)を中心にさまざまな活動を展開するオイスカ・北インド総局。3月にはデリー、ハリヤナ州、ウッタル・プラデシュ州のCFP参加校8校でそれぞれにネイチャーツアーを開催、総勢494名の生徒、教職員が参加しました。バスで公園や環境教育のための施設を訪れた参加者は、動植物の観察やエコゲームなどを体験。遠足のように楽しみながらも、家庭や学校で継続的に取り組める地球環境保全活動について考える機会となりました。

    植物について学ぶ生徒たち
    植物について学ぶ生徒たち

     また、オディシャ支局では、3月22日が国連「世界水の日」であることから、3月を「水のための行動月間」と位置づけ、学校や各種事業所などでセミナーなどを行ったほか、村の井戸水の水質検査なども実施。主に女性や学校の教員らを対象に行ったセミナーは、安全な飲み水に関する知識として、水系感染症の危険性や防止対策を学ぶ内容となっており、また、地域住民には、植林を通じた水資源保全や水の再利用の重要性についても伝えました。
     地元NGOの協力も得ながら開催した56回ものセミナーには、合計で約2500名が参加。水や衛生に関する教材も作成し、各地のセミナーなどで活用しました。

    子どもたちが使う水の水質調査を実施
    子どもたちが使う水の水質調査を実施
    イラストが中心の分かりやすい教材
    イラストが中心の分かりやすい教材
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